そもそも熱交換器とは
熱交換器(ねつこうかんき)は、保有する熱エネルギーの異なる2つの流体間で熱エネルギーを交換するために使用する機器[1]。温度の高い物体から低い物体へ効率的に熱を移動させることで物体の加熱や冷却を行う目的で用いられる。(出典:ウィキペディア)
どこで、どのように使われているものなの??
食品、醗酵、飲料工業の分野では...
冷却、加熱、高温瞬間加熱及び濃縮に使用しています。具体的には、果物、野菜ジュース、ソフ ト? ドリンク、ビール、サイダ一 、葡萄酒の製造過程で利用されるほか、ミルク、乳製品、糖液、アイスクリーム、食品繊維 、スー プ、幼児食、その他液状食品等の同様の工程にも広く利用されています。
化学薬品工業分野では...
水、酸、アルカリ、エマージョン、懸濁液、その他水溶液の熱装置に於ける加熱、冷却、蒸発に使われています。発熱反応の反応熱除去、プロセスの熱回収、水蒸気、溶媒蒸気の凝縮、密閉回路での加熱、冷却による環境対策などこの分野での熱交換器の役割は重要です。
空調関係の分野では...
工業向け、地域冷暖房向け分配所、温水設備、ボイラーの予熱に使われています。ヒー トポンプ・システムの熱回収、地熱利用プラント及び鉱泉の熱回収、ヒー トポンプ及び空調プラン トに於ける密閉回路での冷却などに利用されています。
造船及び製鉄工業分野では...
冷却水及び潤滑油の海水による集中冷却に適しています。省エネルギー 用熱回収や圧延油エマルジョン、潤滑油 、水圧油 、プロセス水 、焼入れ用水又は油の冷却、コー クス ・ガスプラン トの安水及び撥水の冷却にも利用されています。
その他の分野では...
様々なプラントで、それぞれの利用方法で加熱又は熱回収装置として利用されています。 潤滑剤及び油 、塩溶液 、苛性ソー ダ等 、伝熱媒体の加熱、冷却をはじめ、塗装プラントや他工業での省エネルギー 廃熱回収。廃水濃縮や環境保全用毒性物質の分離にまで様々な用途で利用されています。